溺れる人

http://www.ntv.co.jp/wb/2005/main.html
カネボウ懸賞小説が原作のヒューマンドラマ。この懸賞小説は毎回読売新聞に全文が載るので、毎年、その期間毎朝号泣パターンでしたが・・(今回が最後らしい。まあ親会社それどころではない)。それだけに今回のドラマ、楽しみにしていた
ドラマは、篠原涼子演ずる主人公がアルコール依存症になる話。設定が原作とはだいぶ違ったのだけど、いろいろ、凄い。理性で止められない怖さは十分感じた。全編苦しいです。
依存症や心身症はやはり(母)親との関係が発端になることが多いのかな。そういうちょっと誘導的なものも感じましたが、そのあたりも見ていて苦しかった理由かと思います。
あとは「家族の愛で病気克服!ハッピー!ちゃんちゃん。」ではない終わり方だった(バッドエンドではないが)のがむしろこの問題の深刻さを感じさせるものでした。


もう一回観ろといわれたら・・・苦しくて観られないかもしれない。そういうドラマでした。