The Phantom of the Opera

今日は劇団四季オペラ座の怪人」を観に行きました。
四季のミュージカルは「ライオンキング」に続いて二作目。ライオンキングがなかなかよかったので期待大でした。
今日は四季劇場「海」、初めての汐留です。しかし、無機的な街・・・お台場よりも人工的で、あんまり好きではない街です。わずか徒歩5分程度で新橋の雑多さが懐かしくなります。


で、作品は、良くも悪くもミュージカルっぽいミュージカルだなあという感想。「ライオンキング」はあんまりミュージカル的でなかったけど、今回は劇中劇でオペラが出てくるだけに歌満載。いわゆる「突然歌いだす」曲多し。歌ってる場合じゃないようなピンチのときでもとにかく歌う。タモリのようにそういうのが嫌いな人にはつらいかも。


小学校で習った「魔王」を彷彿とさせます。
♪かわいい〜ぼうや〜おい〜でよ〜♪
幼児誘拐!


でも歌そのものは素敵です。プリマドンナ役のカルロッタの歌とかぶる曲は聞き取りにくい(そういうキャラだから仕方ないけど)のが残念だけど、ファントムの歌(最初の歌は特に!!!)やオペラ座の支配人たちのシーンはすばらしいです。
前回も思ったけれど、舞台装置が本当にうまく考えられています。私は結構そういうところを見るのが好きなので楽しい。ファントム登場シーンはいつも凝ってます。ただし・・・シャンデリアは結構ゆっくり落ちます(映画版のCMを観ているとちょっとがっかりするかも)。まあ、舞台ですから、しょうがないけど。


ストーリーは、時間の関係上ファントムがクリスティーヌに執着していく理由がいまいちわかりにくいけど、大まかなストーリーを知っていたのでついていけました。後半、ファントムが切ない。切なすぎ。てゆうかクリスティーヌ勝手すぎ。


文句ばっか書きすぎ?
・・・いや、楽しかったですよ!マジで!
ナマはいいなあって思ったし、映画版を絶対観ようと心に誓いました。


ところでお土産は「ファントム仮面ストラップ」か「仮面付きファントムテディベア(近日発売)」がお勧めです。


まとめますと、いままで「オペラ座の怪人」とは、
オペラ座の地下に住む怪人が気に入らないことがあるとシャンデリアを落とす話」
と思っていましたが、考えを改めました。


オペラ座の怪人」とは、
若い女が恩を仇で返す話」
です(をい)。